ザ・ネット:利用者の指針とネチケット(日本語版) アーリーン・リナルディ著

はじめに


ネットワークを利用するそれぞれの人は、膨大な数にのぼるサービスやサイト(サーバー)、システム、人々にアクセス(接続)するにあたって、自分自身の責任を自覚することが大切です。ネットワークのサービスにアクセスして行った行為は、最終的には各利用者に責任があります。

「インターネット(The Internet)」あるいは「ザ・ネット(The Net)」とよばれるネットワークは、単一のネットワークではありません;むしろ、何千もの個々のネットワークの集合体といったほうが良いでしょう。それぞれのネットワークが、ネット間の情報の交流を許可しているのです。インターネットに流れ出す情報が目的地に着くまでには、実際にはいくつかの別のネットワークを経由します。そのため、インターネットに参加している利用者は、他のネットワークに負担をかけていることを自覚しなければなりません。

ネットワークの利用者として、あなたは他のネットワークに(そして/または、それらのネットワークにつながったコンピュータ・システムに)アクセスすることを許可されているかもしれません。それぞれのネットワークやシステムは独自のポリシー(方針)と手順を持っています。あるネットワークやシステムで日常的に許可されている操作でも、他のネットワークやシステムでは制限されたり、禁止されることもあります。他のネットワークやシステムが定めたポリシーと手順を守るのは利用者の責任です。覚えておいてほしいのは、「できる」ことは「するべき」こととは同じではないことです。ある利用者が何かの操作を実行できたとしても、それはその操作を行うべきだという意味ではありません。

ネットワークの利用はあなたに与えられた権利ではなく、特典です。乱用行為のために一時的に無効にされることもあります。このような行為には次のようなものがあります。システムに不法な情報を置くこと。公的または私的な発言において汚い言葉遣いや不愉快な言葉遣いをすること。受け手の業務やシステムに損害を与えるようなメッセージを送ること。「チェインレター」(不幸の手紙、幸福の手紙などの連鎖手紙)や「うわさ」をメーリング・リストや個人に送ること。その他、ネットワークの混雑を引き起こしたり、他人の業務を妨害するような利用のしかたなど..

ネットワークの乱用の調査を要請された司法委員会の審議グループの裁定などにより、懲戒処分としてネットワーク利用が永久的に取り消し(ネットからの追放)されることもあります。

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英語原文 アーリーン・リナルディ 1995年 4月27日更新
日本語訳 高橋 邦夫       1995年11月22日更新
URL = http://www.fau.edu/rinaldi/net/intro.html